カンナのリンパ腫闘病記ーミーミと愉快な仲間たちー

ミーミの妹分 カンナが2才でリンパ腫になりました。そんなカンナと私の闘病記録をぼちぼちまとめていきます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

胃瘻チューブの威力

カンナに胃瘻チューブを設置してしばらくは毎日ガーゼを取り替え、穴から感染したりしないようにした。 瘻孔がきちんと完成するまでは不安だった。 わたし自身も胃瘻チューブの経験は初めてだったので、何もかもが試行錯誤だった。 まずはご飯。 チューブへ…

胃瘻チューブを入れる

抗ガン剤を開始してから1ヶ月が経つ。 手術後、抗ガン剤を開始してから初めてのエコー検査。 結果は… 今のところ抗ガン剤は順調に効いていて、再発もない! 食欲がイマイチ出ないカンナの様子から再発したのではないかとハラハラしていたが、経過は順調みた…

抗ガン剤治療開始

手術で摘出した腫瘍の検査結果は Bリンパ球性高グレード悪性リンパ腫。 わかってはいたけれど、 最悪の結果を改めて突きつけられ萎えてしまいそうになる。 いや、まだまだ治療はこれからだ。 わたしを見つめてくるカンナは全然諦めていない。 そんな顔をして…

いざ手術

手術当日。 その後も食事がほとんど食べられずやつれた表情のカンナ。 手術を前にいろんな思いが込み上げる。 なんで末っ子のカンナがリンパ腫になったんだろう。 つい3ヶ月前には病院で輸血猫として活躍するほど元気だったのに。 今までたくさん辛いことに…

ベストな治療

誰だって愛する家族には長生きしてほしいと思う。 でも、それと同時に苦しませたくないって気持ちもある。 治療をすれば長生きできるかもしれない。 でも苦しい思いもするかもしれない。 相反する状況で悩んだ。 悩みに悩んだ末、母と二人でこのまま見守ると…

リンパ腫発覚

うちに来てからというもの こちらの心配をよそに カンナはパワフルにたくましく育ってくれた。 一見すると眼が見えないとは思えないくらいに。 棚のてっぺんにだって登れるし キッチンにだって登れる キャットタワーだって登れる たくさんヒヤヒヤさせられた…

カンナの家族

私の猛プッシュに根負けしたような感じだったが、 子猫を家族に迎えても良いと言ってくださる方がいた。 Aさんはいつも子猫を見て可愛いと言ってくれた。 犬はたくさん飼ってきたが、猫は飼ったことがない。 猫飼育の初心者なのに、 盲目の猫を家族に迎える…

カンナの眼

みるみる元気を取り戻してきた子猫。 しかし眼は… 右目は萎縮し 左目は腫れていく一方。 かろうじて光だけを感じるのみ。 かろうじて感じている光を奪ってしまうことに罪悪感があったが、将来のことを考えて 生後4ヶ月齢を待って手術に踏み切った。 手術はち…

全盲猫と出会った日

2013年10月1日 いつもと変わらない朝だった。 いつものように仕事へと向かう。 職場の裏口通路 遠目から見てもドアの前に何かが置かれている。 嫌な予感がした。 片手で持つには少し大きいくらいのダンボール箱。 開けてみると、やっぱりだ… 子猫が捨てられ…