カンナのリンパ腫闘病記ーミーミと愉快な仲間たちー

ミーミの妹分 カンナが2才でリンパ腫になりました。そんなカンナと私の闘病記録をぼちぼちまとめていきます。

カンナの眼

みるみる元気を取り戻してきた子猫。

 

しかし眼は…

f:id:CATS_mi-mi:20200708073719j:image
f:id:CATS_mi-mi:20200708073721j:image
f:id:CATS_mi-mi:20200708073716j:image

右目は萎縮し

左目は腫れていく一方。

 

かろうじて光だけを感じるのみ。

 

かろうじて感じている光を奪ってしまうことに罪悪感があったが、将来のことを考えて

生後4ヶ月齢を待って手術に踏み切った。

 

 

手術はちょっと早い避妊手術と同時に、

腫れている左眼の摘出。

 

眼はまぶたと癒着していて難航したが、

無事に終わった。

 

眼の腫れととも間延びしてしまったまぶたは、

少し短くしてきれいに縫い合わされた。

 

術後は痛み止めを使っているせいか

手術後とは思えないくらいに元気だった。

 

手術から8時間が経過する頃、

急に自分のベッドでうずくまっている。

 

f:id:CATS_mi-mi:20200708074842j:image

 

どうしたんだろう…

 

 

そう。

痛み止めが切れるころだった。

 

再び注射をしてもらい

薬が効いてくると、また元気に遊びだした。

 

f:id:CATS_mi-mi:20200708075306j:image

 

本人には申し訳ないがクスッと笑えた。

なんてハッキリしてる子なんだろうと。

 

 

 

 

術後、眼の経過は順調そのもの。

 

次第に子猫はみるみる大きくなり

もう成猫間近。

 

そろそろ里親を探さなければと、

思いつく限り声をかけた。

 

 

 

 

しかし、

皆の返答はNO。

 

何よりのネックは眼が見えないこと。

今どき、健康な子猫でも里親を見つけるのは簡単ではない。

その子の持ってる運命とタイミングが大事だ。

 

性格は誰にでもフレンドリーで申し分ない。

もう"ボロ雑巾"は想像できないくらいになった。

 

嗅覚、聴覚、触覚をフル活用して生活し、

トイレも自分で行ける。

食事も自分でできる。

辺りを少し散歩すれば間取りや家具の配置も覚えられる。

 

ただ、ちょっと鼻息がうるさい。

猫風邪で鼻腔が狭くなったせいもあるが、

常にスンスンと鼻が鳴るほど空気を吸っている。

きっとこれで臭いをキャッチしているのだろう。

歩くときは基本壁伝い。

慣れれば走ることだってできる。

 

見てるこちらが心配するくらい

この子には怖いものがないみたいだ。

 

 

里親を捜しながらも、

この子がいなくなると寂しくなるなぁと思ったが、

この時まだ家族に迎える気は毛頭なかった。

 

 

 


にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村