カンナのリンパ腫闘病記ーミーミと愉快な仲間たちー

ミーミの妹分 カンナが2才でリンパ腫になりました。そんなカンナと私の闘病記録をぼちぼちまとめていきます。

ベストな治療

誰だって愛する家族には長生きしてほしいと思う。

でも、それと同時に苦しませたくないって気持ちもある。

 

治療をすれば長生きできるかもしれない。

でも苦しい思いもするかもしれない。

 

相反する状況で悩んだ。

悩みに悩んだ末、母と二人でこのまま見守ると決めた。

 

 

 

私の仕事は動物看護師。

動物病院で勤務し、日頃からさまざまな家族をみてきた。

 

だからこそ、

ガンの治療が苦しいのも知っている。

ガンの治療がお金がかかることも。

 

私の勤務する病院は

小さな町の動物病院。

ガン治療をする動物もそれほど症例は多くない。

 

見守ると一旦は決めたが、心は揺らいでいた。

本当にこれがベストな選択なのかどうか。

 

 

大学病院で勤める友人に相談した。

驚いたことに、

治療しても生存中央値が6ヵ月と言われているリンパ腫で、3年も頑張っている猫がいる!

と教えてくれた。

 

動物は後ろ向きなことは考えない。

常に生きようとがんばっている。

治療は辛いことも0ではないけど、期待に応えようとがんばってくれる。

どの選択肢を選んでも間違いではない。

 

ただ、何もせずに後悔するよりは出来る限りのことをやってから後悔したら?

 

友人にこう言われ、決心した。

手術と抗ガン剤治療をする!

 

カンナはまだ2才。

まだまだニャン生これからだ。

 

 

 

翌日、

先生に手術と抗ガン剤治療をお願いし、

手術日がゴールデンウィーク明けに決まった。

 

 

第一関門は手術

 

基本的にリンパ腫は全身性のガンなので抗ガン剤がメインになる。

 

カンナの場合は十二指腸に腫瘤があり、

それが胃からの流れを遮っているので

とりあえずその塊を摘出する。

 

塊が腸にある状態で抗ガン剤を使うと、

急に腫瘤が小さくなり、腸に穴が開くこともあるらしい。

 

 

お腹を開けての手術は避妊手術を含めると2度目だ。

痛みに弱いカンナのために、先生には痛み止めもしっかり入れてもらうようにお願いした。

 

 

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カンナ

私も一緒に頑張るからね!

 

 

つづく

 

 

 

 

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